「愛する地域のために 共に流そうぜ 汗と泪を」をスローガンとして今年1年間JC活動をしてまいりました。これもひとえにLOMメンバー関係各位のご支援とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
昨年度は(社)佐倉青年会議所創立30周年という節目を迎え、本年度は新たな1年目のスタートを切る年となりました。当初は不安もありましたが、メンバー一人ひとりの強い団結力と深い絆が私自身に力を与えてくれた気がしております。
今1年間を振り返ってみますと、私は常に「心から愛するふるさと佐倉」のために何をすべきかという思いをベースに行動してまいりました。
会員拡大では35名のスタートで50名までの目標を立てましたが精鋭8名の入会に留まりました。しかし、今後の佐倉JCを引っ張っていくであろう将来有望な会員を仲間として迎え入れられたことは何事にも替えられず、また、このような会員とめぐり合えたことは運命と言わざるを得ません。私が年度当初に掲げた基本方針の中で、生涯に亘る「真の人間力」づくりという観点から申し上げれば、今年入会していただいた方々は是非とも「常に他人の気持ちを思いやることのできる人間」として立派に成長していただき、常にJC活動を通じ日々精進していただければと思います。
具体的な活動報告と致しまして、3月は三ケ日町手筒保存会の皆さんに佐倉までお越しいただき手筒花火の魅力をご講話いただきました。4月は会員拡大事業として工藤兄弟と健康向上体操を直伝していただきました。5月はわんぱく相撲を行い、子供達の底力を拝見しました。6月は経営資質向上のもと、強い思いは何事も突き通すことができるご講話をいただきました。7月は小学生と高齢者との心の触れ合いを通じ、貴重な時間を提供することができました。8月はフットサルJCカップの初開催と三ケ日に手筒花火の実演を研修し、新規事業の可能性を模索いたしました。9月は心と命の大切さをテーマにシンポジウムを開催し、その奥深さを痛感いたしました。10月は印旛沼の環境を再考するウォークラリーを開催し、たくさんの一般市民の方々と交流が実現できました。11月は長嶋茂雄旗争奪少年野球大会の開催を通じ、澄んだ秋の空のごとく晴々とした気持ちで事業に臨む事ができました。
主だった事業等を抜粋いたしましたが、自分なりに全力疾走でこれらに取り組んでまいりました。これらの諸活動を行っていくことで佐倉市民を中心とした皆様方に少しずつ佐倉JCの活動に対して理解していただけてきたのかな?と思っております。
佐倉JCが伝えてきた「心から愛するふるさと佐倉」とのリンクは充分ではなかったかもしれませんが、佐倉JCメンバー各自が必死にその良さをアピールしてきたその姿勢は、今後も是非継続していっていただければと思います。まず自らが精進することで、より多くの仲間に出会える喜びや大切さを実感してもらうため、京都会議・関東地区フォーラム・全国大会等に参加をし、そして様々な方や団体との出会いから、私達佐倉JCは力をいただき、より団結のある団体に成長していったように感じられます。今後も佐倉JCとしてのオリジナリティーを大切にしながら、その一方で、様々な方との出会いを大切にしながら少しでも成長していけるよう精進していっていただきたいと思います。
「生涯に亘る仲間作り」これがJCの醍醐味であると私は思います。たとえ仲間どうし諍いを起こしても最後はお互い分かり合える、そういう仲間づくりは生涯に亘って何回もあるわけではありません。常に真摯に、そして嘘のない本当の意味での絆を築き上げられればとの想いからこの1年間自分なりに懸命に走ってまいりました。そういう意味では、全く悔いのない1年間であったと自負しております。
最後に、佐倉JCのメンバーの皆さん、ご支援していただきました家族の皆様に御礼を申し上げ、理事長報告とさせていただきます。
1年間、本当にありがとうございました。
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by 2006sakurajc
| 2006-12-31 15:56
| 理事長・専務